離乳食を3回食にするタイミング。7ヶ月って早くない?について

離乳食を3回食にするタイミングとは?7ヶ月だけど早すぎない?

7ヶ月だと普通は2回食だと言われています。
しかし足りなさそうにしていたり、まだ欲しがるようなら自己判断で3回食にしてもいいのだろうか…。

離乳食を3回食にするタイミングは、子育ての中で誰もが通る悩みポイントですね。

結論からすると、少し早くから3回食を始めること自体は問題ありません。

・一度の食事で、子供茶碗一杯くらいは食べられる
・舌で潰してから食べていて、丸飲みはしていない
・嫌がらずに食事が出来る
これらのことが見られれば、3回食へ進める準備は出来ているようです。

あとは体調や機嫌にも問題がなければ、3回食になってもいいでしょう。

食事の回数が増える分、摂取する量や栄養も増えますが、必要量の栄養を離乳食だけでは足りないので、引き続きフォローアップミルクや母乳で補うようにしましょう。
徐々に調整していき、自然な流れで卒乳することも出来るでしょう。

離乳食【3回食】上手に食べられる7ヶ月の子。3回食にする目安って?

離乳食を3回食にする目安は、生後9~11ヶ月頃が平均的です。
必要な栄養量や、食材を細かくしてから飲むことが出来るなど、これくらいの月齢になると問題がないのかなという時期です。

しかし赤ちゃんの成長には個人差があり、離乳食についても同じです。
食欲旺盛な子もいれば、全然食事に興味を示さない子もいます。

目安なので、多少の誤差なら子供に合わせて調整しても構いません。

・食べているときに、口が左右に伸び、食べ物を潰しながら食べている
・指で簡単に潰すことが出来る硬さ、大きさは5mmくらいものを食べている
・一回の離乳食の量が、主食やおかずを合わせて、子供茶碗1杯くらい食べられる
・一日のミルクが、600~800mlくらい飲んでいる
・赤ちゃん自身も離乳食を欲しがり、積極的に進んで食べている

このような状況が見られたら、7ヶ月でも3回食にしても大丈夫でしょう。

離乳食はミルクや母乳以外の食事方法を、練習するために必要なことですが、これらの状況が見られると、練習というよりも楽しく食べることが出来ているという目安にもなります。

離乳食を3回食にする目安とは?もぐもぐできる7ヶ月なら大丈夫

食事中の赤ちゃんの口の動きを見て下さい。

離乳食を始めたばかりの頃は、口を開けたままで上手く飲み込むことが出来ませんでした。
それが口を閉じて、飲み込むことが出来るようになり、少し硬さのあるものも自分で口を動かして潰すということが徐々に出来るようになってきましたよね。

毎回モグモグと口を動かして、食材を潰して食べられているようなら、7ヶ月から3回食を始めてみてもいいでしょう。

反対に上手くモグモグ出来ていないようなら、欲しがる様子があってももう少し待った方がいいですね。

モグモグせずに飲み込んでしまうと、まだ未発達な臓器では消化不良を起こしてしまいます。
消化が出来ない他にも、食べ物を喉に詰まらせることにもなるので、潰して食べるということは想像以上に大切なことです。

ここが完璧に出来るようなら、3回食へのステップアップが可能な時期ですね。

離乳食って、その子によって違います!欲しがるなら様子を見てあげて

赤ちゃんの成長に個人差があるように、離乳食についても個人差はあります。
早い月齢からご飯を欲しがる子もいれば、なかなか食べることに興味を持たない子と、同じ離乳食でも反応はさまざまです。

ですから月齢だけにこだわらず、赤ちゃんの様子を見て臨機応変に対応することも必要です。

最初は生後5ヶ月頃から離乳食を1回食でスタートして、徐々に2回食3回食と増やしていきます。

生後7ヶ月の赤ちゃんにとっての離乳食とは、口を上手に動かし舌を使って食べ物を潰す練習が目的です。
ミルクや母乳から摂取する栄養も、少しずつ減ってくるので、離乳食から摂る栄養のバランスも、今まで以上に大切になってきます。

食材の種類を増やしても嫌がらずに食べてくれたり、さまざまな食感にも喜んで食べてくれるようなら、少し早い月齢からでも離乳食の回数を増やすことは問題ありません。

慣れない味や食感に嫌がる子もいるので、むしろ食事を楽しんでくれているのは親孝行ですね。

離乳食を食べる時のポイント

生後7ヶ月の赤ちゃんに離乳食を食べさせる上で、いくつかのポイントがあります。
項目別に見ていきましょう。

・調理のポイント

まだ歯が生え揃っていないので、舌ですり潰すことが出来る固さにします。
大人が指で潰せるくらいの固さに調理しましょう。

食材の種類を増やしてみたり、食感にバリエーションを加えてみるのもいいでしょう。
5mmくらいの大きさにカットして、食べやすい大きさを意識しましょう。

・献立のポイント

食材の種類に工夫して、バランス面を意識しましょう。
そしてまだまだ薄味ですが、味付けにも種類を増やしていきましょう。

・食事支援のポイント

一人で座ることが出来る月齢になってくるので、ベビーチェアを使って落ち着いて食事が出来る環境を作りましょう。

まだ上手に食べることが出来ないので、スプーンの先に食べ物を乗せてあげるようにします。
スプーンを下唇に乗せ、口の中に取り込むことを確認します。
食べたら真っ直ぐにスプーンを取ります。

赤ちゃんの食べるペースに合わせて、ゆっくりと食事をする時間を楽しませてあげましょう。

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