テーブルナプキンの使い方 まずは触らない!?
テーブルの使い方はいくつかマナーがあります。
●ナプキンを手にとる時
・全員が席についてから
全員が席について、注文などが済んでからナプキンをとります。
遅くても飲み物や食事が運ばれる前には、ナプキンをテーブルから取っておく事がマナーです。
●ナプキンの置き方
・折り目側が手前
折って、輪になっている折り目側を、自分側に向けます。
折り目のない方が向こう側になるようにして、ひざに乗せましょう。
ナプキンを置く事で、みんな揃っていて、飲み物などを運び始めてもいいという事となります。
注文する前、全員が揃う前はナプキンに触らないようにしましょう。
注文をする前から予めナプキンをセットしてある場合は、注文した後に従業員が、そのメニューによってカトラリーの変更をしたりする事もありますので、その間もナプキンに触れないで待ちましょう。
従業員がその場からいなくなってからナプキンを取るようにします。
テーブルナプキンの使い方 食べ終わった後は?
食事をした後に、ヒザに置いてあったナプキンをどうするかによって意味が違ってきますので気をつけましょう。
●食後のナプキンの場所
丁寧にキレイにたたんでしまうと、「美味しくなかった」「もう来ない」という意味になり失礼になります。
食事をした後は、あえて角をずらして軽くたたむか、軽くくしゃっと自然にテーブルの左側にナプキンを置きましょう。
ラフに置くのが食事が済みましたという意味になりマナーです。
イスに置く場合は背もたれのところにかけましょう。
●食事中に落とした場合
食事をしている最中に、ナプキンやフォーク、スプーンなどを落としてしまったとしたら、ウェイターを呼びましょう。
自分で拾ってしまう事はマナーとして良くないとされています。
もちろん、その拾ったものを再び使用するような事などもやめましょう。
●テーブルクロスが汚れてしまった場合
食事中にテーブルクロスが汚れてしまっても、そのままにしておいて大丈夫です。
気になる汚れなら、ウェイターに拭いてもらう事がマナーです。
テーブルナプキンの使い方で失礼にあたるのは?
ナプキンがあるにも関わらず、持参しているハンカチやティッシュを使用する人がいますが、それは失礼にあたりマナー違反です。
●ハンカチやティッシュを使う事の意味
ナプキンがあるのに持参したハンカチやティッシュを使用する事によって、「ナプキンは汚いから使用できない」という事になってしまいます。
使用しなくても、ハンカチを出して置いておいたりする事はやめましょう。
●料理が来る前には、ナプキンを手にとっておく
料理が運ばれてくる時にも、まだナプキンを取っていないのはマナー違反です。
●ナプキンを乗せたままにしない
よく、ずっとヒザの上に置きっぱなしの人が多いですが、本来ナプキンは手や口を拭いたりもします。
●食事をした後はナプキンをキレイにたたまない
食事の後のナプキンは、ラフに角をずらして軽くたたむなどして、きれいに畳んでしまわないように気をつけましょう。
意外と知らないテーブルマナー 手は膝ではなくテーブルの上
●上座の席
ウェイターが案内して、1番最初に引いたイスが上座となります。
男女ですと女性が上座になります。
全員が揃っていて、注文をしたあと、料理が運ばれる前にはナプキンを取っておくようにします。
最初の飲み物や料理が運ばれてきたら、折り目の輪になっている方を自分側に向けてヒザにおきましょう。
●食事中の手の位置
食事中にヒザの上に手を置く人がいますが、テーブルの下に手を置く意味は、「武器を持っている」という事です。
お皿に添えるなどして、テーブルの上に手があるようにしましょう。
●フォークやナイフなどのカトラリー
料理によってフォークなどがセットされているかと思いますが、スープは別として、基本的に外側から左右ワンセットとして使用するようになっています。
●食事を中断する時
・ナイフとフォークなどでお皿に八の字に置く
席を立つなどして一旦中断したいときは、ナイフとフォークなどをお皿に八の字になるようにセットします。
●食事が終了した時
・ナイフとフォークなどでお皿にそろえて置く
テーブルナプキンとおしぼりがあるときの使い方
お店によっては、ナプキンだけではなく、ナプキンとおしぼりが両方用意されているところもあります。
●ナプキン
・手や口元を拭く
●おしぼり
・手を拭く
おしぼりは、手を拭く以外には使用しない事がマナーです。
もしもテーブルを汚したりしてしまったとしても、おしぼりやナプキンで拭いてしまう事はマナー違反ですしやめましょう。
ナプキンもおしぼりも両方セットされているのなら、ナプキンは口を拭く用、おしぼりは手を拭く用としましょう。
●ナプキンの使い方
・口元を拭く時
2枚重ねにしている、上側をめくるようにして、ナプキンの裏側を、少しだけうつむくようにして使用します。
めくって裏側を使用する事で、汚れを見せる事がありません。
食事で口元についた脂を拭く事で、グラスなどをキレイに使用できます。