車のタコメーターが動かない!放置せずにすぐに見てもらおう

車のタコメーターが動かない場合に考えられる原因とは?

車のエンジンの回転数を把握するための「タコメーター」ですが、そんなタコメーターが動かないことありませんか?

また、動いていても数値が安定しなかったり、エンジンを切っているのに針が左右に動いていたりなどの不具合が起こる場合には、以下が故障している可能性があります。

・エンジン
・配線
・タコメーター本体

また、上記以外にも故障の原因はあるかもしれません。

どちらにしても、タコメーターの故障は、エンジンや周辺の部品等の不具合を知らせてくれています。

自己判断で触ってしまっては、エンジン関係が損傷してしまうことにも繋がり、高額な修理費用が掛かることになるかもしれません。

タコメーターに異常がでた場合には、速やかに整備工場やディーラーに持ち込み、修理や部品の交換を受けるようにしましょう。

また、そういった不具合を避ける上でも、定期的に点検を行うことも大切です。

車のタコメーターが動かない!修理・交換する場合の費用に目安は?

上記でもご紹介したように、タコメーターの異常には、エンジンや配線等の不具合が関係している可能性があります。

また、放置してしまうとエンジンがダメになってしまう可能性もあり、速やかに修理や部品の交換を受ける必要があります。

そんな修理や交換の際にかかる費用をご紹介したいと思います。

故障具合や故障場所によって修理費用は異なりますが、目安としては以下の通りです。

・メーターのみの修理の場合
工賃込みで、約1万5千円~2万5千円程度

・メーターとエンジン修理の場合
工賃込みで、約10万円程度

車の中心部分であるエンジンの修理、交換が必要となる場合には、当然ながら修理費用は高額となってしまいます。

故障後も乗り続けてエンジンが損傷してしまう前に、早い段階で整備工場に持ち込み修理、交換を受けることが大切です。

また、上記の金額はあくまでも目安となりますので、詳しい修理金額は修理を依頼したお店や整備工場に確認するようにしましょう。

車のタコメーターが動かない、異常な動きをする場合は電圧をチェックしよう

車についているタコメーターは、電気の中にあるパルス信号というものを使い、エンジンの回転数を計っています。

車の中にある発電機に異常が起こればパルス信号は発生されなくなり、タコメーターに異常が出てしまいます。

そのため、車のタコメーターが動かないなどの不具合を起こしている場合には、電圧が関係している可能性があります。

●車の電圧チェックについて

1.通常の電圧を測ります。(エアコン切)
2.ライト点灯時の電圧を測ります。

上記の2点を測り、測定値が以下であれば問題ありません。

・通常時は、13.5ボルト~14.5ボルト前後
・ライト点灯時は、13.5ボルト前後

車の車種により多少の誤差は生じますが、だいだい上記に近い値であれば問題ないでしょう。
電圧を測る機器は、最寄の車用品店で2千円~3千円程度で購入することができます。

また、測定値が目安内であっても、念のためディーラーや整備工場等で点検を受けるようにしましょう。

タコメーターの名前の由来とは?その必要性は?

タコメーターの名前の由来、必要性についてご紹介します。

●タコメーターの名前の由来について

タコメーターのタコ(tacho)は、ギリシャ語で「速度」を表す「takhos」を由来としたアメリカ英語です。

一方、イギリス英語では「レボリューションカウンター」と呼ばれ、タコメーターの他に「レブカウンター」とも呼ばれています。

●タコメーターの必要性について

タコメーターは、エンジンの回転数を把握するために搭載されています。

エンジンの回転数を把握することができれば、以下の利点があります。

1.エンジンが持つ出力性能を存分に発揮することができ、安定して力強い走りができる「パワーバンド」を維持することができる
2.エンジンが効率良く、無駄をなくして力を発揮できる「トルクバンド」を維持することができる

また、エンジンの回転数が高いときにシフトダウンする場合に、現在のエンジンの回転数とレッドゾーンまでのエンジンの回転数の関係を考えることができ、オーバーレブに繋がることを防ぐことができます。

ですが、一般的なオートマ車では、オーバーレブの可能性がある場合には電気的にギヤが落ちないためオーバーレブになることはありません。

そのため、一般的なオートマ車に乗っている場合には、タコメーターの必要性は薄れているのかもしれません。

車のタコメーターにはこんなに種類があります!

車のタコメーターは、針を動かす方法によって2種類に分けられています。

そこで、2種類の違いについてご紹介します。

・電気式タコメーター

電気式タコメーターは、エンジンコントロールユニットからの信号や、イグニッションコイルからの点火パルス信号を検知し、回転数を計測しています。

また、アフターマーケット品では、エンジンの気筒数によって点火パルスのタイミングが異なるため、多くのエンジンに対応させるため切り替えスイッチがついています。

・ステッピング式タコメーター

ステッピング式タコメーターは、精度の高いステッピングモーターを指針軸に使用しています。
そのため、僅かな変動も検知することで素早く正確な回転数を知ることができます。

また、性能が優れている分、価格は高く設定されています。

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